今回は、箱根駅伝2023【東京国際大学】戦力分析&順位予想!ヴィンセントで往路優勝も?についてお伝えしていきます。
2022年もクリスマスが近づいてきましたね。
箱根駅伝2023まであと2週間ほどとなりました。
先日は箱根駅伝2023のエントリーメンバー16人も発表されましたね。
今回は史上最強の留学生の呼び声高いヴィンセント選手を擁する東京国際大学に注目したいと思います。
箱根駅伝2023ではヴィンセント選手の爆走で往路優勝の期待もかかります。
東京国際大学の戦力分析、順位予想を箱根駅伝記録会のタイム、出雲駅伝、全日本大学駅伝などの結果を踏まえて見ていきましょう。
箱根駅伝2023東京国際大学の戦力分析
東京国際大学は箱根駅伝2022で5位に入りましたが、そのメンバーが9人残るので箱根駅伝2023に向けて戦力は充実しているでしょう。
東京国際大学の強み、弱みを見ながら戦力分析してみましょう。
【第99回東京箱根間往復大学駅伝競走】
2023年1月2日3日に行われます、第99回箱根駅伝のエントリーメンバーを紹介いたします下記16名が今年度の箱根駅伝エントリーメンバーとなります
チーム一丸となって頑張りますので応援よろしくお願いいたします!https://t.co/Zk0TIPqAMy pic.twitter.com/gthtOUJ7B9
— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) December 11, 2022
【 #箱根駅伝戦力分析 】(4) #東京国際大学 はダークホース 主軸の山谷、ヴィンセント戻れば往路の優勝候補 https://t.co/NfCPdgRRQt #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/rLIubvj695
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 12, 2022
強み1: 大エースヴィンセント選手と箱根経験者
何と言ってもチームの大エース史上最強の留学生ヴィンセント選手の存在です。
ヴィンセント選手は、1年時の箱根駅伝2020ではこれまでの区間記録を2分01秒も更新する59分25秒の驚異的な区間新記録を叩き出し、東京国際大学の初のシード権獲得に貢献しました。
翌年の2021大会では2区に出走すると1時間05分49秒 の区間新、さらに3年生ではトラックの10,000mで日本学生歴代3位となる27分24秒42 、5,000mでは13分15秒15の日本学生新記録をマークしています。
まさに学生長距離界のトップとも言える存在です。
最終学年となった今年は怪我の影響もあり、出雲駅伝、全日本大学駅伝と欠場しており、どのくらいの状態なのかは不明ですが、大エースの存在はチームにとって心強いのではないでしょうか。
日本人エースの丹所選手も主要区間で上位を狙える力があるのでこの2枚看板は強力です。
また、前回大会5位のメンバーが9人残っており、経験者の存在は大きいですね。
強み2:2年生
東京国際大学は2年生世代の戦力が充実しています。
箱根駅伝2023では6名がエントリーされています。
成長株で往路区間の起用が見込まれる白井勇佑選手、出雲、全日本で1区を担った冨永昌輝選手や村松敬哲選手、木村海斗選手も出走メンバー候補となりそえです。
【第302回 日本体育大学長距離競技会】
男子10000m
3組目白井勇佑(2)28.27.45 2着 TIU学年記録
4組目
丹所 健(4)29.00.64 22着#紺青超越#ゼロからの挑戦#推してよ東国#東京国際
— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) December 3, 2022
弱み:5区
東京国際大学の弱みは5区ですかね。
前回大会で5区を担った倉掛選手はチームエントリーの段階で外れてしまいましたので、経験者不在の区間になります。
過去の成績を見ても東京国際大学は5区で区間上位で走った選手がいないので、チームとして山登りの育成が弱点なのかもしれません。
箱根駅伝2023の5区候補には楠木選手の名前が上がっていますが、トラックやハーフマラソンのタイムからすると走力的に不安が残ります。箱根駅伝2023でも5区は苦戦しそうです。
【激坂最速王決定戦2022 登りの部】
楠木 悠人 (2) 55:41 12着
鎌田 雅稀 (3) 59:54 21着#紺青超越#ゼロからの挑戦#推してよ東国#激坂最速王決定戦2022— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) November 19, 2022
箱根駅伝2023東京国際大学の順位予想
東京国際大学の箱根駅伝2023での順位予想をしてみましょう。
戦力的にみて、よほどのことが起こらなければシード権内の10位以内は硬いでしょう。
選手層や持ちタイムを考えると3~6位ぐらいではないでしょうか。
駒澤大学、青山学院大学度比べると選手層が劣るのでこの2校に勝つのは難しそうです。
なのでその次を中央大学、順天堂大学、國學院大学、創価大学と争うことになりそうです。
ヴィンセント選手は何区?往路優勝のカギは?
東京国際大学の往路優勝のカギを握るヴィンセント選手について、もっと詳しく調査していきます。
ヴィンセント選手が何区を走るのか?怪我からの復帰で現在復調傾向にあるようですが、この配置が往路優勝のカギと言っても過言ではないですよね。
さっそく見ていきましょう!
ヴィンセント選手は何区?
注目のヴィンセント選手が何区に配置されるのか予想したいと思います。
史上最強の呼び声高いヴィンセント選手ですが、今年は故障もあり、出雲駅伝、全日本大学駅伝を欠場しています。
先日の会見で大志田監督は、ヴィンセントの状態は7~8割、起用区間を往路を想定していると明言しています。
ヴィンセントは過去3回は3区、2区、2区に出走しました。
5区はありえないので、おそらく1~4区のどこかに配置されると思います。
1区に起用して、他校との差を大きくするのは難しい部分があります(おそらく中央大学の吉居選手を中心に力のあるランナーが配置されそうです)。
2区については、日本人エースの丹所選手が希望しているとの情報があります。
ヴィンセント選手のスピードが活かせるのは、経験もある3区あるいは、距離の短い4区ですが、3区は2年生の成長株・白井選手の起用が有力視されているので、ヴィンセント選手は4区かと思います。
1~3区でいい位置で来ることができれば、4区ヴィンセント選手で首位に立ち5区に入れるかもしれませんね。
全ては日本人エースの丹所選手が、2区に配置できる状態に仕上がるかにかかっています。
全体の区間配置はこんな感じではないかと予想します。
(敬称略)
1区: 山谷昌也
2区: 丹所健
3区: 白井勇佑
4区: イェゴンヴィンセント
5区: 楠木悠人 or 川端拳史
6区: 林優策
7区: 冨永昌輝
8区: 村松敬哲
9区: 宗像聖
10区: 堀畑佳吾
往路に主力、復路は前回大会の経験者を中心に形成されると予想します。
上位進出にはどうしても往路で出遅れるわけにはいきませんね。
#箱根駅伝
恒例となっている「監督トークバトル」が今年もオンラインで開催されました。#イェゴン・ヴィンセント #鈴木芽吹 はどこまで復調? #三浦龍司 はどこを走られたら嫌?
チームエントリーを見ながら、前回上位5チームの監督たちが語り合いました。https://t.co/E9Z7xyzgOH— 4years. (@4years_media) December 13, 2022
往路優勝のカギは?
ズバリ主力の復調でしょう。
主力とは山谷選手、丹所選手、ヴィンセント選手の3人です。
山谷選手、ヴィンセント選手は故障が癒えて、出走できるのか、区間上位を狙える状態に仕上がってるのかです。
また、丹所選手は出雲、全日本と不調だったので本調子に戻せるかです。
夏の走り込みはできてるようなので、本来の状態なら区間上位では走れるでしょう。
この主力3人が万全の状態であることが往路優勝のカギだと思います。
まとめ
今回は、箱根駅伝2023【東京国際大学】戦力分析&順位予想!ヴィンセントで往路優勝も?についてまとめてきました。
箱根駅伝2023で東京国際大学がどんな結果を残してくれるのか楽しみです。
全てはヴィンセント選手次第です。
最後の箱根駅伝ですし、驚異的な区間新の走りを期待したいですね。
そうすれば東京国際大学の往路優勝も見えてきますね。
残り2週間なので、エントリーされた選手達には万全な体調で箱根駅伝2023を迎えれるようにしっかりとコンディションを調整して欲しいですね。
今回は沿道での観戦がOKなようなので、箱根駅伝での東京国際大学、特にヴィンセント選手の快走が見れるのが待ち遠しいです。