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「ネタバレ注意」2023イチオシ春アニメ【推しの子】の魅力を徹底解説!

2023年4月12日(水)にアニメ【推しの子】の放送がスタートしましたね。今回はコミカルで華やかでありながら、芸能界の闇をリアルに描いているサスペンス漫画【推しの子】の魅力について解説したいと思います。

初回放送枠が異例の90分!

アニメや漫画では第1話がとても重要です。
設定や主人公の背景などを理解してこそ内容が面白くなる。

【推しの子】では、第1話が90分拡大版になっています。
制作会社の本気度がうかがえますね。
第1話の内容は主人公の双子の母親であるアイドル「アイ」の人生を描いています。見終わった後は1本の映画を見たような充足感がありました。

ボリュームたっぷりですが、第1話はあくまでプロローグ
中には多くの伏線が含まれていて、次回を見ずにはいられなくなりますね。
ジャンルを表すと「転生×恋愛×サスペンス」。プラスしてコミカルな部分もありますから、他にはない独特の感覚を持つアニメです。

推しの子の主人公

アニメの主人公はアイドル「アイ」の双子の子供です。

第一話での様子はこちら

こんな幼児がなぜオタク顔負けのダンスができるのか。
アイドルの子供が主役なのに、なぜタイトルが「推しの子」なのか。

第1話では、この疑問を丁寧に描いています。

主人公のこのシーンは短いんですが、印象に残るシーンですね。

芸能界の闇をリアルに描く

【推しの子】では芸能界の闇の部分を描いています。
第1話では、芸能プロダクションの社長夫人が会社の収益の現状を。映画(ドラマ)の監督が役者の役割や求められるものを説明しながら、すぐに切り捨てられる世界、あっという間に転落する状況。夢の世界では無く、ビジネスの世界だということを冷酷なまでに徹底的に見せてきます。

「この芸能界(世界)において嘘は武器だ」
このテーマが、残酷な現実をあらわしながら、救いにもなっている不思議なアニメ。それが【推しの子】です。

「推し活」をする日本人が多いですが、このアニメを見ると、良い意味で冷静に現実的になれるかもしれませんね。

原作者

【推しの子】の作者は、赤坂アカさん(原作STORY)×横槍メンゴさん(作画ART)

STORYを手がける赤坂アカさんは「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の作者です。
実写映画化でKing & Princeの平野紫耀さんと橋本環奈さんが初共演し、大ヒットを記録した作品。みなさんがよく知っている作品ではないでしょうか。

ART担当は横槍メンゴさん、歪んだ恋愛観や仄暗さが魅力の「クズの本懐」の作者です。

現在「週刊ヤングジャンプ」と漫画アプリ「ジャンププラス」で連載中です。
「次にくるマンガ大賞 2021」でコミックス部門1位、「マンガ大賞2021」で5位です。

まとめ

今回はコミカルで華やかでありながら、芸能界の闇をリアルに描いているサスペンス漫画【推しの子】の魅力について解説しました。

人の心や芸能界の闇を深くリアルに描きながらも、スピード感あふれる展開と作画の美しさ、そしてコメディ要素が絡んで、目が離せませんね。今後の展開が楽しみすぎて、来週までが待ち遠しい。

話題作、力作が多い2023年春アニメの中でもイチオシが【推しの子】です。
今後の展開から目が離せませんね。

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