ふと、スマホをいじっていると、「子連れ優先レーン」という言葉とともに、政治家が映っている動画が目に付きました。
なんだコレ?となったので、調べてみました。
話題のもとになったニュース
私の目についたニュースは、以下のものです。
子連れ優先レーンを設ける「こどもファスト・トラック」 小倉こども政策担当大臣、夏休みに向け設置の取り組みの加速を求める|TBS NEWS DIG
この件に対する、小倉将信こども政策担当大臣のTwitterが、こちらです。
こどもファスト・トラックに関する関係省庁会議を開催し、GWや夏休みに向け更なる取組を要請しました。こども・子育てに優しい社会に向けて、自治体や民間団体とも連携しながら、こどもファスト・トラックだけでなく様々な取組を通じて国民運動を広げてまいります。https://t.co/7vL0oGDu4E
— 小倉まさのぶ(衆議院議員) (@masanobu_ogura) April 18, 2023
政府が、「子連れ優先レーン」について大臣クラスがき議論するって違和感ないですか?
うーん、わからん。 もう少し調べよう。
「子連れ優先レーン」って何?
「子連れ優先レーン」は、別名「こどもファスト・トラック」で、子連れの人が並ばずに利用できる優先的な窓口、入り口のことです。
4月18日午後に行われた「こどもファスト・トラック」の関係省庁会議の初会合において、博物館などの国の施設のほか。公共施設、民間施設にも設置するように要請するとのことだ。
もともと、2023年3月に提示された、今後3年間で取り組む「少子化対策の基本理念」2つめの「社会全体の構造・意識を変える」に対応する施策として取り組まれている内容でした。
こどもは国の宝です。政策の内容・規模はもちろんのこと、社会全体の意識・構造を変えていく、次元の異なる少子化対策を実現してまいります。目指す社会像、少子化対策の「基本理念」と主な課題に対する基本的方向性をお示しします。#少子化対策 #子育て pic.twitter.com/sxmJoepN0x
— 岸田文雄 (@kishida230) March 17, 2023
これまでにも、花見で混雑する新宿御苑(東京)の専用入口や、運転免許やパスポート申請の手続きに優先窓口を設けるなどが実施されているとのこと。
なるほど、そういうことか。
しかし、これで少子化対策になるのかな? 社会構造・意識改革になるのかな?
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ちょっと判断つかないので、ネットの反応を見てみました。
ネットの反応
Twitterの中から、表示数が多いものを参考にしています。
ポジティオブな反応
病院や役場などはあっても良いという意見。
役所と病院は賛成意見が多いので、この辺りから始めると良いのでは。クリニック窓口で「お子様連れですね」と確認して2番先位に割り込ませ、電光表示に「当院はこどもファストトラックを導入している為、順番が前後する場合がございます」等と書いておけば特に説明は不要そう。#子どもファストトラック
— MORE (@potatosheltie) March 24, 2023
うちはもう高校生だ、もっと早くやってほしかったと、あれば嬉しいかったという意見がありました。
一方で、
ネガティブな反応
楽しい所では、並んで我慢するのも、大切な教育ではないか?
中学生以下?小学低学年までで良いのでは?
とか、
こどもファストトラック😫
教育費下げて
扶養控除返してって言ってるねん何でいらんことばっかりしようとするかなあ
あちこちで意見聞いてるんよね?
この前も高校生に「もう検討はいらない」って言われたよね?
#こども家庭庁— うさ🐰 (@pinopino_8880) March 19, 2023
こんな事してないで、教育費下げて、扶養控除返して、児童手当の減額を止めて!との意見。
本来やることをやってほしいという厳しい意見もありました。
#モニフラ
こどもファストトラック、そもそもルールがないと、困ってる人に譲るってことをしないのがムカつく。
お年寄りに席を譲る人が減ったから、シルバーシートが作られたように。情けない。— 鈴木もぐ (DJもぐもぐ) (@suzuki_mogu) May 8, 2023
また、私達がルール作らせているのはないか?という意見もありました。
まとめ
パッと見た感じ、「こどもファスト・トラック」に対しては、批判的な意見が多かったです。
しかし、賛成の場合、よほど期待どおりでないと、わざわざつぶやかないと思うので、このまま真に受けて、「みんな反対しているぞ」とは言い切れないです。
ただ、私には、この「こどもファスト・トラック」に対して批判的というより、ルールじゃないんだよなぁもっと良い少子化対策はないものか、という嘆きにも聞こえました。
意見の中には、真剣な訴えや、参考になる意見もありました。
これをきっかけに、政治、行政のすばらしい対策を期待しつつも、私自身も何ができるか?どうなれば対立しなくなるか?考えていきたいと思いました。
それでは、ごきげんよう!