2020年東京五輪・パラリンピックメダルについて興味が湧きました。
パラリンピックのメダルは、世界に新風を吹き込む意味を込めて「扇」をモチーフになりました。
裏面の扇の中には「岩、花、木、葉、水」を描いて日本の自然を表現されていますね。
さて、そんなメダルのデザインを手掛けたのは、松本早紀子さんというデザイナー方です。
なんと、421人の応募者の中から選ばれたのですよ!
そんなデザイナーの松本早紀子さんの経歴や勤務先について、また、パラリンピックのメダルの思いについても調べてみました!
松本早紀子(デザイナー)の経歴は?
(ひと)松本早紀子さん 東京パラリンピックのメダルをデザインした(朝日新聞デジタル) https://t.co/Z0BUZpiuIQ pic.twitter.com/zUN62oLl2q
— mizuki (@MizukiPerseus) September 20, 2019
松本早紀子さんは千葉県で生まれています。
2021年現在、32歳です。
とてもお美しい方ですね!
松本早紀子さんは、2014年に多摩美術大学美術学部ブラフィックデザイン学科を卒業。
出身中学、高校は千葉日本大学第一中学校・高等学校です。
2014年から、博報堂プロダクツプレミアム事業本部、プロダクツデザイン部プロダクトデザインチームのデザイナーで、現在に至ります。
現在公開されている松本早紀子さんの経歴の情報は、以上のものと少ないです。
それにしても、笑顔が素敵で美しい方ですし、生い立ちなどについても知りたくなり調べてみましたら、
幼い頃から絵を描くことが好きで、中学から高校までの6年間は美術部に在籍していたことがわかりました。
さて、デザイナーの松本早紀子さんの仕事内容は以下のようなものです。
- ファストフード店の子供向けの玩具
- 住宅メーカーーの来場者向けの販促グッズなどのデザイン
そんななか、東京2020大会のメダルデザインに応募し、パラリンピックのメダルデザイン、全214作品の中から採用されたようです。
採用の連絡は電話でいただいたようなのですが、採用の結果は仕事中にもらい、頭が真っ白になり、自分のことじゃないのではないかと思ったようです。
松本早紀子の勤務先は?
松本早紀子さんの勤務先は、博報堂プロダクツという大きな会社です。
どのような会社かを調べてみました。
- 会社名:株式会社博報堂プロダクツ
- 設立:2005年10月1日
- 資本金:1億円
- 売上高:944億円(2021年3月期実績)
- 社員数:1,911名(2021年4月現在)
- 代表取締役社長:岸直彦
- 事業領域:総合制作事業
代表取締役社長のお言葉を要約しますと、デジタルで新しい前例を作り、デジタルテクノロジーの力で「こしらえる」を進化させ続けること、そしてデータという新しい地図を手に入れて、これらの「売れる理由」を探究し続けることが理念にあるようです、
松本早紀子さんは、「このような大きな会社で、選手の方が目指す努力の証のようなメダルデザインをできる機会をいただけること、大変うれしく、光栄に思います。」と感慨無量の様子で語られたようです。
松本早紀子のパラリンピックのメダルへの思いは?
【紙面キリトリ】触って分かる楽しいものに
東京パラリンピック開幕まで、あと約8カ月。「パラリンピックならではの面白さがある」と話すのは、パラのメダルをデザインした松本早紀子さん。自身もデザインの道でさらなる飛躍を目指します。(4日付都内版)#パラリンピック #松本早紀子 pic.twitter.com/NvJYMFGA0C— 関西にこそニュースがある!! (@Sankei_OHC) January 3, 2020
松本早紀子さん、メダルデザインの応募は、会社の指令で応募されたのではなく、
上司からデザイナーチームに、参加してみればという話があり、「思い出になれば。」という感じで応募したようです。
絶対に無理だろうと思いながらも、ちゃんと受け取る人のことを考えたデザインにしたいと思いながら作ったようです。
松本早紀子さんのメダルのデザインは、扇の要を主役の選手に見立ててデザインを考案したようですが、なぜ、扇のデザインにしたかというと、以下の3つのことが含まれていたからなのですって!
- 日本らしさ。
- 誰もが楽しめること、
- 選手を主役にしたもの。
この3つの全てを満たすのが扇だったそう。
裏面の自然のモチーフについては以下のように話されています。
「応援する人たちの熱量を生命力あふれる日本の自然で表現しました。」
自然を表現したのはいいアイデアですよね!
自然というのは、変えたいと思ったり、願ったりしても、なかなか変えられないし、思い通りにもなりませんよね。
そういう障害を受け入れて前に進む選手たちと、自然って、少し共通することがあるのではないかと私は思いました。
松本早紀子さんは、本当に選手たちの身にたってデザインを考案されたのではないかなと思いました。
ちなみに、メダルは触れてわかることを大事に金属も加工されているのですが、松本早紀子さんは金属の加工については経験がなく、最終審査通過後に、宮田長官や造幣局のかたから「少し燻すとデザインが際立ち劣化しにくい」といった助言をいただき、メダルの側面に金銀銅で異なる数の穴があり、触れただけでわかるという工夫も、1人では思いつかなかったこととおっしゃっています。
多くの力のおかげで、松本早紀子さんが想像していた以上に素晴らしいものができたことに感謝の気持ちを述べており、メダルへの思いがとても熱いものになったことが理解できます!
また、メダルのデザインをきっかけに、パラリンピックスポーツも観るようになったとか。
大会としては、オリンピックとパラリンピックに分けられているけれど、どちらも、本当に夢中になるとのこと。
確かに、どちらも純粋にスポーツとしては素晴らしいし、アスリートの皆さんの熱量もすごいです。
選手が競技人生を賭けるメダル、そのメダルを受け取ったとき、その嬉しさと喜びはこの上ないものなのでしょうね。
そんなメダルを手がけた松本早紀子さんの思いも熱く、多くの選手たちの喜ばれる存在の1人になったのではないかと思われます!
松本真紀子についてまとめ!
デザインが決まったのは2019年8月
点字はパラリンピックの規定に沿った作り。メダルの色を識別するための窪み加工が初の工法らしい。https://t.co/02SS8yUef8
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) August 10, 2021
松本真紀子さんについてまとめです。
- 松本真紀子さんは、東京2020パラリンピックのメダルを手がけたデザイナーである。
- 松本真紀子さんは、多摩美術大学美術学部ブラフィックデザイン学科を卒業している。(2014年)
- 松本真紀子さんは、株式会社博報堂プロダクツに勤務中である。(2014年〜2021年現在)
- パラリンピックのメダルは、世界に新風を吹き込む意味を込めて「扇」をモチーフに、裏面の扇の中には「岩、花、木、葉、水」を描いて日本の自然を表現している。
- メダルの表の扇のデザインには、①日本らしさ、②誰もが楽しめること、③選手を主役にしたもの、この3つの全てが満たされている。
松本真紀子さんのメダルが、多くの方を感動に導くのは間違いないと思います!