東京パラリンピックで多くの人が楽しみにしている競技といえば、車いすバスケットボールではないでしょうか。
競技場を車いすが「キュッキュッ」と音を鳴らしながら駆け回る様子は、これまで車いすバスケを見たことがない人にとっては衝撃の映像かもしれません。
今回は、日本車いすバスケ界の新エースである秋田啓選手のプロフィールをまとめてみました!
秋田啓(あきたけい)選手のプロフィール!
⭐️MWCC男子注目選手⭐️
(3)秋田啓「史上初のメダル獲得に不可欠な“高さ”が武器」https://t.co/lPMeEJSyY3
秋田は190センチ超の高さを誇るビッグマンです。#車いすバスケ #三菱電機WORLDCHALLENGECUP #MWCC pic.twitter.com/A53ELB1vOu— バスケットボールキング (@bbking_jp) August 28, 2019
こちらが、秋田啓選手のプロフィールです。
年齢: 30歳
生年月日: 1990年2月22日
出身: 岐阜県
身長: 190cm
体重: 95kg
競技歴: 10年
秋田啓選手は、18歳で高校を卒業するまで、特に身体に障害なく過ごされていました。
しかし、高校を卒業した後に自身が乗っていたバイクで事故を起こし左足を切断されました。
さらには、右足にも膝下の神経が切れるという障害を背負われました。
事故による入院は2年にも及び、退院したのは20歳になってからでした。
その退院した時に、とにかく体を動かしたいと車椅子で体を動かすことのできる場所を探していたときに、出身地の岐阜県に日本で唯一の車いすバスケットボールチームである「岐阜シャイン」があり、そちらの見学に行かれました。
車椅子で楽しめるスポーツであり、とにかく競技をしている選手たちがかっこよくて、秋田啓選手は車椅子バスケに魅了され、練習を重ねられます。
周りの先輩たちがかっこよくて、とにかくうまくなりたくて、練習を重ねていたら2017年からは日本代表に選ばれプレーすることも増えてきました。
と、同時期に、仕事面では同じく2017年にあいおいニッセイ同和損保入社され、なんと仕事場から車椅子バスケの練習場まで片道2時間、往復4時間の道のりをかけて通われていたようです。
それまではアルバイト生活であり、生活に安定がなかったようなので、自立をするという意味でも正社員での仕事というのは秋田選手にとってとても大きなことでした。
リオでは9位の車椅子バスケ
#バスケットで日本を元気に #basketballaction2020#超える力叶える力 #車いすバスケ #豊島英 選手#秋田啓 選手#大舘秀雄 選手#香西宏昭 選手#京谷和幸 HC pic.twitter.com/1RuiuVtnFI
— 中川聴乃 元バスケットボール日本代表 (@akinoakino24) August 16, 2020
リオデジャネイロパラリンピックなどはすごい選手がプレーしている場であり、まさか5年後の東京パラリンピックで秋田啓選手自身がプレーするとは予想をされてもいなかったようです。
前回のパラリンピックでは日本は世界9位になりました。
日本の車椅子バスケの歴史から見ると、1988年のソウル大会と2008年の北京大会で7位に入ったのが、これまでの最高成績になっています。
日本車椅子バスケは、秋田選手が代表に入った2017年の翌年2018年に、世界選手権で9位になり、アジアパラ大会では銀メダルを取られました!
今回の東京パラリンピックでもメダルの期待がかかりますね!
秋田啓選手の目標
https://twitter.com/wectorias/status/1109392855494090752?s=21
秋田啓選手の現在の目標は、「東京パラリンピックでのメダル獲得!」です。
パラアスリートとしてこれまでに学校などで小中学生に向けて講演なども行ってこられました。
これまで多くの児童や生徒に夢を持つ大切さを語ってこられた秋田啓選手。
秋田啓選手が自身の活動をもって「夢を持つ大切さ」を体現されていることは、これまでに出会ってきた、また、これから出会う子どもたちを勇気づける選手ですね。
身長190cmで、大樹は95キロと大柄な秋田啓選手は、日本車いすバスケの新エースです!
パラリンピックでの活躍が楽しみですね!
まとめ
車いすバスケの新エースである秋田啓選手は、岐阜県出身。
バイクで事故を起こし左足切断、右足も膝下神経切断という重体に見舞われますが、出身の岐阜県に日本で唯一の車いすバスケチームがあり、車いすバスケと運命の出会いを果たされました。
すごい奇跡です!
東京パラリンピックでのメダル獲得という大きな目標に向かって走ってこられた秋田選手。
ご活躍を楽しみにしております!!!